2019年に厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」によれば、30代の独身・既婚別の貯金額は、平均値で、独身359万円、既婚529万円となったようで、中央値は独身で77万円、既婚で240万円なのだとか。
平均だけ見れば、そんなに多いの???なんて思ってしまいますけど、総額を人数で割ってしまうと、収入差によって大きな違いが出るので、やはり大抵の人であれば、中央値を参考にしたほうがよさそうですよね。
しかも「家計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」によれば、30代の金融資産非保有世帯の割合は、単身世帯で36.5%、2人以上の世帯で15.8%となり、単身世帯の約3割以上の人が貯金をしていないのだそうです。
いや、これ貯金したくてもできないといったほうが正しいような気がしますね。
30代ともなると、結婚や出産など人生の大きなイベントが訪れ、ライフステージが一気に変化しやすくなります。
30代で貯めておきたい貯金の目安として、年収や家族構成によっても異なるとはいえ、一人あたり「年齢×10~20万円」がいいと言われています。
こんなご時世ですから、出費も抑えられる時期ですし、いまのうちから貯蓄を始めてみても遅くはありませんよ。
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